2016/11/28

現実を考える

 総合全国大会も無事終了しました。
 生涯学習関係の集まりも大勢の方々に参加頂き、共に報告頂いた方々、適切な指導助言を頂いた先生方に深く感謝しています。
 優れた事例報告は、参加された視聴覚センター・ライブラリー関係方々にとっても、有意義な内容であり参考になったかと思っております。

 後日、大会の詳細報告については、時報やWEBサイト等でお知らせする予定になっています。
振り返って、ここ何年かの全国大会紀要を眺めてみますと、似たようなテーマや切り口からの主題で話し合いが行われきているような気がしてならないのです。

 むろん、今日的な教育メディアに関する取り組みとしてICTと融合したメディア利用と言う視点や方向性はこれからの視聴覚センター・ライブラリーのあり方を考えるにあたり不可欠な課題であり大いに役立つと確信していますが・・・。

 さて、大会話から、厳しい現実的な話題に変わりますが、各地域視聴覚ライブラリーの現状をデータなどから見ますと、理論と現実とにややギャップがあるような気がしない訳でもありません。

 例えば、多くの小規模地域視聴覚ライブラリーが当面している、映像メディアの整備減や予算減、そして供給減と言う問題をどう考え解決したらよいのでしょうか。

 あまりに現実的な切実な暗い問題ですが、避けては通れない問題だと思うのです。
 どこかで、みんなで知恵を出し合い、この現実的問題解決にいいヒントを見つけ出す機会も必要ではないかと思うのです。

 いや、思うだけなく何らかの形で具体化する必要もあるのではないでしょうか。
 上記のような状況の中で、ひとつまたひとつと小規模地域視聴覚ライブラリーが消滅していっている現実的な問題について、どこかで解決策や方法について話し合う機会を持つことによって、それぞれの小規模地域視聴覚ライブラリーの活路を見出すのに役立てればいいなと思うのですがー。