2021/02/27

地域に役立つメディア関係施設の協働

 ある映画同好会の機関誌の中に“最後の砦はやはり図書館“と言う文が書かれているのを見つけました。
 ホンの一部分で恐縮ですが、抜粋引用させて頂くと、その中で次のような事を書いておられる部分があるのです。
「・・略・・図書館長や担当者と情報交換を行い活動についてのご理解とご支援を頂いてきた。中でも、回を重ねてきた有料上映会が市教育委員会と共催事業となり、会場の確保、情報の市広報誌への掲載、職員応援派遣などはとても有難い。11年にセンターへ移ったが最後の砦はやはり図書館である。」
 図書館がおこなった映画グループ活動への支援に心温まる思いがします。
  例年、日本視聴覚教育協会が刊行している「視聴覚センター・ライブラリー一覧」の中で、視聴覚センター・ライブラリーの所在施設の傾向を見ると、図書館に所在するセンター・ライブラリーは156か所で全体の30.8%となっています。(生涯学習・教育、文化センター等は合わせると182か所35.9%
 また、担当職の傾向を見ても、図書館や教育センター、生涯学習センター等の職員が兼務しているケースが多く見られます。
 このブログでも、何度か愚論を述べさせて貰いましたが、今日の多様化したメディアの時代、活字メディアから映像メディアさらにはWebやSNSオンラインシステム等のITメディアと広い範囲で、それぞれの教育メディア関係施設(含む研修講習施設)がそれぞれの特長を生かし社会教育士やメディアボランティア等の支援も含め連携し協働活動が行える新メディアサービスシステムの再構築を検討する時期に入っているのではないでしょうか。





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