10月25・26日開催される視聴覚教育総合全国大会・放送教育研究会全国大会北海道大会は秒読みの時期に入り、開催地である旭川市の方々のご努力が続いております。
合同大会のメリットはむろんですが、各団体共催故の準備作業等大変なご苦労をお掛けしています。そのご苦労には頭の下がる思いです。
一口に“協働“と言いますが、現実的には、意思の相違や環境の違い等が存在する訳ですが”全国大会開催“という目標の元に様々な違いを乗り越えて準備が進んでいるというわけで関係者の努力が大会の成功に結びつくことを切に願っています。
話題は変わりますが、去る8月30日、全視連主催により「全視連近畿ブロック研修会」を大阪市立総合生涯学習センターにおいて開催しました。
全視連結成60周年目の今年、過去のような国の支援、或いは全国大会のような関係団体との共催、各加盟団体主催事業という形ではない、全視連単独主催で行われました。
とは言うものの、この研修会開催に当たっては、一般財団法人日本視聴覚教育協会と大阪市視聴覚教育協会のバックアップがあってはじめて開催できたと言うのが本当の話です。
このバックアップがなかったら、恐らく単独主催は不可能だったかも知れず、心から”有難うございました“とお礼を申し上げたいと思います。
研修会は、視聴覚教育関係者ならどなたも知っている京都市視聴覚センターと兵庫県篠山市視聴覚ライブラリーの優れた実践活動をお話し頂き、講師派遣事業により広島市立大学大学院助教の川本先生の指導で、現実的な実践をもとに内容のある研修会となりました。
参加された方々も大阪市視聴覚教育協会の方々を中心に50名を超え、企画立案時の心配は吹き飛びました。
つまり、単独事業とは言うものの、実際は直接間接を問わず多くの人々の協力支援がなければ事業は成功しないという事で、今後のブロック別研修会を主催する際に心しなければならないと思いました。
北の大地、北海道旭川市での合同大会においても、全視連関係の部会や分科会では、地域コミュニティづくりとメディアの関わり方を中心に、従来型の視聴覚教育を超えた新鮮な発表が予定されており、大勢の方々の参加を期待しています。