2019/01/28

全視連のSNS利用状況

 地域視聴覚センター・ライブラリーの関係者の方々に情報発信の機会を持ってくださいとお願いしていますが、実は全視連としても、Webサイトは無論のこと、SNS等を活用して情報発信を行っています。
 しかし、PR不足もあり、なかなか“いいね”も、シェアもなく、ましてメッセージを寄せていただく事はそう多くはありません。
 そこで、この機会を利用して、SNSでの配信を紹介させていただくとともに、このブログのアクセス状況についてもお知らせしたいと思います。

 全国視聴覚教育連盟HP  http://www.zenshi.jp/

 全視連Twitter       https://twitter.com/zenshijp/

 全視連Facebookページ   https://www.facebook.com/zenshijp/

 全視連ブログ(本ページ) http://zenshijp.blogspot.com/

 この全視連ブログですが、拙文でピントのずれた主題で、みなさんの情報ニーズに対応できたかどうかいつも反省しておりますが、主題によっては大勢の方々に読んでいただいており嬉しく思っている反面、逆にほとんど読まれない場合もあります(読んで頂けないのはこちらの責任)。
 いままで、多く読まれたベスト5を挙げてみますとー

 1位 地域のメディアニーズに対応(2017/09/16)

 2位 情報発信を考える(2017/07/26)

 3位 平成30年度合同全国大会速報(2018/11/30)

 4位 平成30年度講師派遣事業講師紹介(2018/06/05)

 5位 事業活動を支えるもの(2017/07/10)

 となっていました。
 逆に、1回~2回程度しか読まれない主題も多数ありました。

 ここに、そのワースト5を挙げたいと思ったのですが、遠慮させていただき、大勢の方々に読んでいただけるようなブログにするために頑張りたいと思います。

 本年度も残り2か月余となりましたがよろしくお願い致します。

2019/01/14

自作視聴覚メディアの有効活用

  昨秋の全国大会では、広島市の映像文化ライブラリーの地道で優れた活動の見学や各地の特徴ある実践発表等により充実した大会になりました。

 平成の年号が変わる新たな年度は、関東地方で開催する方向で検討されているようですが、全視連としては、皆さんのお役に立てる企画を検討している最中です。
 さて話は変わりますが、生涯学習に役立つ視聴覚センター・ライブラリーの機能のひとつとして、視聴覚メディア(映像・動画・紙芝居等々)の自作とその利用があると思います。
 自作視聴覚メディアについては、長年にわたり(一財)日本視聴覚教育協会をはじめ、国レベルの特色ある自作映像コンテストや各地方自治体単位のコンクールまで多く実施され優れた作品が発表されています。                        
  特色ある視聴覚センター・ライブラリーの中には、地域の自作映像教材や動画教材等を従来の貸し出しシステムに加え、SNSを利用したり、Webサイトを活用しアーカイブ化して配信利用に供している所もあります。
しかし、多くの国レベルや地方自治体のコンクール等で選外となった作品は無論のこと、場合によっては受賞した作品まで公表されることなく出品者へ戻されているようです。
 無論、著作権処理の問題もありますが、自作された団体グループや個人の方々としても、自分の作った作品が大勢の方々に利用され、それぞれの学習等に役立つとすれば出品した事が役立ち納得されるのではないでしょうか?
 しかし、国レベルをはじめ各地方自治体では、そのような自作視聴覚メディアを多くの方々が利用できるシステムが整っている所は必ずしも多いとは言えないと思うのです。
 もしも、許されるなら、著作権処理を適切に行い、各生涯学習施設や学校等において、適切なルールとシステムのもとに利用できるようにすれば、視聴覚センター・ライブラリーの“目玉機能“のひとつとして存在価値が見直されるのではないでしょうか。



2018/12/28

新たな年の挑戦!

 間もなく今年も暮れようとしています。
 この、全視連ブログも、11月に掲載した「平成30年度全国大会合同大会速報」が、多くの方々に読んで頂けたようで有難うございます。
(一番多かったのは9月の”地域のメディアニーズへの対応”でした。)
 さて、今年は、全視連にとっていろいろな事がありました。
 井上孝美前会長の任期満了に伴う退任と、生田孝至新会長の就任、吉川副会長の逝去、長年続いた「視聴覚教育時報」の電子化、加盟団体の微減さらに16ミリ映画フィルムの廃棄の増加等々です。
 平成と言う時代が終わる年、私たちが目指すメディアセンター化理念を踏まえつつ、視聴覚センター・ライブラリー担当者や関係者は、当面している問題にどう取り組めばいいのか考えるひとつの機会になると思います。
 現在、視聴覚センター・ライブラリーに関わる方々(担当者や関係者等)が、社会教育における教育メディアに関する研修や講習の機会を得ているのでしょうか?
 全視連としても、微減状況にある視聴覚センター・ライブラリーが県や国レベルの連合団体から離脱している現状にどう対応したらよいのか?極めてシビアな問題に当面している現状があります。
 目指すべき方向や理念を声高らかに言うだけでなく、私たちは、その地方・地域にあった対策について一緒になって考え、あるべき姿を実現させるために、一段一段石段を上る確かな姿勢や努力が大事ではないでしょうか。
 また、地域視聴覚ライブラリーの連合団体も、年度計画を考える中で、多くの地域視聴覚ライブラリーが参加する事による地域活動でのメリットを具体的に示し前向きな姿勢で臨むことが大切だと思うのです。
 言うは易し行うは難しですが、新たな年を迎えるにあたり国や都道府県市町村レベルでの具体的且つ積極的な挑戦に期待しています。

 視聴覚センター・ライブラリー関係者そして利用者の皆さん、どうぞよいお年をお迎えください!

2018/12/01

16ミリ映画フィルムの管理について

 各視聴覚センター・ライブラリーには、多くの16mmフィルムが貸出用として保有されていますが、その管理上の問題について考えてみましょう。 
 16mm
フィルムは大抵、映写用のリールに巻かれ、正方形のケースに入った状態で、常温の棚に保管されていると思います。
 なるべく、年に1回程度ケースからフィルムを取り出して、状態を確認しながら巻き返す作業をすると良いと思いますが、その際に酢酸臭を発しているフィルムが見つかったら気を付けた方がいいです。
 酢酸臭がすると言うことは、16ミリ映画フィルムの劣化が進行している証拠で、この症状をビネガーシンドロームと言うそうで、劣化の進行を止めることはできませんが、冷蔵または冷凍保管することによって、進行を遅らせることは可能のようです。
 
また、劣化したフィルムの上映はなるべく控えた方がよいかも知れません。 
16mm
フィルムはアセテート・フィルムという種類で、燃えないわけではありませんが、常温で自然発火することはありません。 
 温度と湿度が低く一定に保たれた適切な収蔵環境を持っている場合で、フィルムをリールから外して3インチのコアに緩く巻き直し、長期保存用の通気の良いケースに入れ替え、水平置に保管しておくとよいでしょう。 
 ケースにもよりますが、複数のケースを積み重ねない方が良いようです。
 
劣化が進行しているフィルムを、袋やケースから出して巻き返すと、酢酸臭が弱まることもありますが、劣化の進行が止まるわけではありませんので、低温低湿の環境で保管するとよいと思います。

2018/11/30

平成30年度全国大会合同大会速報

 1116日(金)・17日(土)の両日、第22回視聴覚教育総合全国大会並びに第69回放送教育研究会全国大会合同大会が、「ネットワーク社会におけるメディアとヒューマンコミュニケーション」をテーマに、広島市の国際会議場をメイン会場として開催されました。

▼第1日(11月16日)
第1日は、各会場校・施設において公開保育・授業が実施されました。
 全視連は、広島市映像文化ライブラリーにおいて施設見学や事業紹介に続いて、意見交換会が行われ29名の方々が参加されました。

意見交換会

〇全視連理事会
 施設見学や意見交換に続いて、全視連理事会を同ライブラリーにおいて実施されました。
 理事会では平成30年度事経過報告書(案)および同中間決算報告書(案)が議事として提案され、異議なく承認されました。
 なお、本年度は全国公立視聴覚センター連絡協議会の総会は文書にて承認を得ることとなりました。
〇功労者表彰式
 会場をひろしまおりづるタワーに移し、各団体の功労者表彰式が執り行われました。
全視連は、視聴覚教育功労者7名のうち3名の方々が出席されて、生田孝至全視連会長から盾が一人ひとりに贈られました。                                

                                               
                視連視聴覚教育功労者表彰
 続いて行われたレセプションには関係者150名が出席されました。

▼第2日11月17日(土)
 第2日目国際会議場において、午前は6つのセミナー・ワークショップが実施され、全視連ではセミナー「視聴覚ライブラリーが地域メディアセンターとなるために」をテーマに実施しました。         

全視連セミナー
             

また「子どもを対象にした事業への取り組み」をテーマに佐藤武氏(広島市映像文化ライブラリー)、「小学校における映像制作学習支援と地域映画会・特別映画会の開催」をテーマに渡辺景一氏(日立市視聴覚センター)、「感性を育み知性を磨く機能と役割に期待する」をテーマに丸山裕輔氏(全視連副専門委員長・新潟県阿賀町立上条小学校)による発表が行われました。


実践発表

                               
 対談「未来を創造する力」
(作家・和田竜氏×広島市立川内小学校長・山田氏)

対談の他「NHKプレゼンテーション」や「大会のまとめ(園田学園女子大学・堀田博史教授)」、ICT機器等が当たる「抽選会」が実施されました。

注:全国大会の詳細情報については、視聴覚教育時報やホームページ等でお伝えする予定です。

  



 




           
        


 





















2018/11/11

意外なアンケート結果!


「全視連推奨作品提供事業」をご存知ですか?
 
今更、何を言うのか!とお叱りを受けそうですが、かなり前には国の補助事業として、映像教材普及事業が実施されていた過去歴もありました。
 以後、全視連主体事業として「新教育映像普及事業」の名称で実施してきた事業ですが、一昨年より「全視連推奨作品提供事業」と事業名を変えて実施しているのです。
 この事業目的は、全視連が各映像教材製作販売会社の協力を得て、質の良い映像教材を選んで推薦し、その利用効果を利用者の視点から調査しまとめて頂き、映像教材製作販売会社等に情報提供し、更なる優れた映像教材の企画製作そして利用に生かして頂こうと言う事業で、さらに各映像教材製作販売会社の支援により“調査研究価格”を設定して“特別価格”で購入できるようになっているのはご存知だと思います。
 最初は、視聴覚センター・ライブラリーだけでなく、他の映像教材利用を目的とした団体や機関から多数の応募がありましたが、次第に、この事業に参加される施設や団体が漸減し、最近はわずかになってしまいました。
 視聴覚ライブラリーの映像教材ニーズが減退している傾向にありますが、優れた映像作品についてはその価値観をしっかりと認識して頂きたいと思いますし、また全視連側としては、利用者が求める映像作品情報を知るため、各映像教材製作販売会社と協議して、本年度より講師派遣事業と連携して、各視聴覚ライブラリー関係者や利用者に「全視連推奨作品提供事業」に関するアンケートをお願いすることになり、すでに講師派遣事業を終了したところから順次アンケート結果の取りまとめを行っているようです。
 まだ、取りまとめの過程ですので、決定的な事は言えませんが、現時点での傾向を言わせていただければ、期待した程良い状況は見えていないようです。
 一例ですが「全視連推奨作品提供事業」と言う事業を、知っていますか?の設問についての回答を見ますと、利用者が知らないとの回答がかなり多いのはやむを得ないとしても、肝心の担当者はじめ視聴覚ライブラリー関係者が、かなりの数で“知らない“と回答しているのには衝撃を受けています。
 簡単に言えば、全視連側の啓蒙普及のための情報提供不足が大きな要因かも知れません。(反省!)
 視聴覚ライブラリーは”教材貸し出し機能”だけではない、と言われていますが、大切な機能であることには変わりはありません。
担当者はじめ関係者の方々には「全視連推奨作品提供事業」についても、ご理解とご協力を頂けたらと思っています。




2018/10/05

子どもの心を揺さぶった映画の話


猛暑、豪雨、地震、台風と自然の猛威に振り回される日々―
災害に合われた地方の皆様は,ざぞ大変な日々をお過ごしの事と心よりお見舞い申し上げます。
季節は巡ると言いますが、時代も大きく変わり、かつて学校教育の授業で映画やテレビを主とした視聴覚教育も大きく変わってきています。
 先日、久し振りに会った先輩が、昔、小学校の視聴覚主任をしていた頃の話を聞かせてくれました。
                  *

若い頃、自分が映画好きだったので、よく学校で、児童劇映画をあまり難しい事は考えもしないで、全校児童に見せる“子ども映画教室”と言うのを開いていたんだ。
 視聴覚主任とは名ばかりでね、子ども映画教室ばかり熱心に(?)にやっていたんだよ。
 ある時ね、校長先生から“児童劇映画を見せる事もいいが、君は教師なんだから、映画を見せることによって、子供達にはどういう教育効果があるのか、しっかりと研究しなければいけない”つまり視聴覚教育の理論をしっかりと勉強しろと指導されたんだね。
 私の視聴覚教育って、こんないい加減なことからスタートしたんだよ。
そうそう、映画と言えば、この間NHKの“ブラタモリ“と言う番組で大谷石の事を取り上げているのを見て、昔、子供たちに見せた “石山の歌“と言うタイトルの児童劇映画を思い出したんだよ
 この映画はね、大谷石を手掘りしていた頃の話で、大谷石を手掘りで採掘していた共働きの親たちが 仕事で疲れ、家に帰ってきても、子供と団らんする事や家事すらできなかった過酷な労働環境から、少しでも、気持ちがやすらぐよう家庭の状況を改善したいと、音楽の得意な先生が子供たちとともに「石山の歌」と言う歌を作り歌うことにより親子の気持ちを明るくしていったという話を映画にしたんだそうだ。
 私は、もう、ストーリーすら覚えていないけど、そこに流れた歌と、厳しい労働に取り組む両親の仕事ぶりの映像を見ていた大勢の子供がすすり泣いていたのを思い出すんだ。
ところがね、この歌は、当時の城山小と言う学校の先生が作曲して、子供たちが作詞したもので、今でも石碑に描かれて残っていると聞いて驚いたね。
実話だったんだね 
その歌はー
チャッキンコーン チャッキンコーン
父ちゃん石おこし  石かたかんべんな
腰が痛かんべ  腰もんでやっかんね 
かあちゃんこっぱはき しょいこおもかんべなあ
かたがはっぺな かたもんでやっかんな
   チャッキンコーン チャッキンコーン 
  引用:作詞:城山中央小学校児童 作曲 杉浦すみ(同校教諭) 教配映画「石山の歌」     
と、まあ、こんな歌だったような気がするんだ(記憶違いだったらゴメン!)
それからね、後日開かれた父母会の際に、大勢のお母さん方が、その映画を是非見せてほしいと言い出したんだ、何故?って聞いたら、その映画を見た子供たちがね、家での仕事を手伝ったり兄弟で教え合って宿題をしたりするようになってきた。と言うんだよ。
もしね、私が、そういう子供たちの心の変容を期待して、この映画を見せていたとしたら、我ながらハナタカなんだけど、残念ながらそんな教育意図すら持たなかったダメな視聴覚主任だったんだよ。」
                 *
先輩は、ここまで話すと、当時を思い出すように、じっと窓の外を見つめていました。
 今日と言う時代、ICT化等により教育方法の進化充実を図る事は不可欠だが、底を流れる人間を育てる教育は変えてはならないな、と思いました。