年度替わりの人事異動で、ご協力頂いた、専門委員の方々の約半数が交代された。
異動された方々には“ご苦労様でした。“と申し上げると同時に、新しい職場でも、その優れた能力を十分に発揮してくださいと申し上げたい。
一方、前任者に代わって、新たに教育メディア関係担当になられた方々には、ぜひ新しい感覚と知識、そして行動力を持って、右肩下がりで、その価値認識が希薄になりつつある視聴覚教育メディアの活用、センター・ライブラリー等のテコ入れをぜひお願いしたいものです。
某誌のコラムで、役所で突然トイレに行きたくなり、トイレを貸してくださいと言ったら、ではこの書類に印鑑を押してください。と言われ、小ではなく大の方だから、それどころじゃないと言うと、あ、それでは書類が違いますからこちらの方に書き直してください。という、むろんジョークですが昔の新作落語の枕に出てくるような笑い話が記事の一部に使われていました。
むろん、そんなバカなことはあり得ませんが、よくあるパターンとしては、前年度までやっていた事や考え方を、踏襲して無難に業務をこなす傾向もないとは言い切れず、新担当者としては、ぜひ、視聴覚センター・ライブラリーに関する情報を集め、しっかりと勉強し、新鮮な感覚と知恵を持って業務に取り組んで欲しいと思います。
むろん、組織の仕事ですから、ひとりの考えだけで、どうこうなるものではありませんが、以前からよく言われているように、担当者がやる気にならなくては何も変わりません。
筆者が向こう見ずの若者(いや、バカモノ)の頃、自らが取り組む業務を改革しようと思い、当時としては壮大な計画を立てたのですが、誰も賛成してはくれませんでした。
しかし、“思い込んだらなんとやらー”で、このシステム改革を行えば、少ない費用と手間で、子供たちの学力が育つのだからと、上司から関係者の方々を説得して回ったことを思い出します。
自らが担当する業務は、地域のために、あるいは学校のためにこう役立つという信念を持って取り組んで欲しいのです。
偉そうなことを書きましたが、要は貴方の知恵と努力によって、地域はむろん大きな事を言えば日本のメディア教育を変える可能性だってあり得ると言いたいのです。
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